世襲VSおっさん
おいらは山口県の東部に住んでいる。
昨日、選挙あった。
岸のぶちよという、31才の若造と、平岡ひでおという、69才のオッサンの一騎打ちであった。
結果は、のぶちよが61369票。ひでお55601票。
のぶちよの勝ちであったが、けっこう、ひでおもがんばったと思う。
保守王国で、わずか6000票差はなかなかやったじゃんである。
今回の戦いは、「世襲」がテーマだったといえよう。
のぶちよは、選挙前に家系図をホームページにアップして、批判をあびたが、おいらもこれは・・と思った。
「政治は家業ではないぞ! のぶちよ!」
そんな怒りでいっぱいになった。
格差が問題になっているのに、なんの問題意識も持ち合わせていない輩を国会に送り込んでも仕方ねえじゃん!
そう思った。
おいらの周りも結構、同意見の人が多かったので、こりゃあ、のぶちよ、やばいんじゃね?とおいらも思っていた。
逆に、ひでおは、市民の代表という感じがしてきた。
がんばれや。オッサンの意地見せたれや。
そんな気持ちで、ひでおを応援していた。
ところが、ひでおの応援に、鳩山ゆきおが来やがった。
アホか!
ひでおは、脱世襲を訴えてるのに、世襲で政治家になったやつを連れてきてどないすんじゃい!?
大体、民主党政権が失敗したのも、ゆきおがしっかりせんかったからじゃろうが!
バカもーん!
ゆきおが来て、おいらのテンションは一気に下がった。
おいら同様、がくーんときた山口県民も多かったと思う。
ゆきお! ひでおに頼まれたんかしらんが、断れ!
お前のミソギはまだすんでねえ!
ひでおの当選を考えれば、何もしないこと。
それがゆきおの出来る最大の好意だ!
今回のひでおの敗因は、ゆきおが来たこと。
それに尽きる。
おいらも、のぶちよにいいイメージないが、議員になった以上、がんばってほしい。
余談だが、おいらの会社の上司は、のぶちよのことを、ずっと「きくちよ、きくちよ」と言っていた。
そりゃ、赤塚不二夫の飼っていた猫の名前っすよ! 課長!
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